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霞ヶ関ファイル

岸田文雄外相の記者会見 2・21

トランプ新政権

【外相】昨年の宮城訪問、今週末の沖縄訪問に続き、3月11日及び12日、私は、諸般の事情が許せば、「地方を世界へ」プロジェクト第3弾として、駐日外交団とともに、熊本県及び福岡県を訪問いたします。

 今回の訪問では、熊本地震から復興に力強く取り組む熊本県を後押しするとともに、アジアの玄関口である福岡県を訪問し、九州大学でシンポジウムを開催し、九州の魅力をアジアに発信する方途について議論をしたいと思っております。

【記者】「地方を世界へ」プロジェクトですけれども、第1回目の宮城県に続いて、熊本県と被災地が続きますけれども、この被災地を選ばれた狙いについてお願いします。

【外相】やはり被災地を後押しする、応援する、そういった意味は大きいと思います。そして各国の駐日大使を始めとする外交団とともに被災地を訪問させていただく、この被災地に各国に対して理解や応援を求める、こういった意味合いもあると思います。

【記者】トランプ政権の人事について伺いますが、国家安全保障担当大統領補佐官にマクマスター氏が就任しました。受け止めをお願いします。

【外相】マクマスター中将が、国家安全保障補佐官に就任されたということを承知をしております。大変経験豊かな方だと聞いております。ぜひ、新補佐官と協力して日米同盟をより強固なものにするべく努力をしていきたい、このように考えます。

【記者】トランプ政権発足1か月ですけれども、フリン前補佐官の辞任がありまして、人事で少しゴタゴタしているところがあります。この辺りどのようにご覧になっていますでしょうか。

【外相】アメリカの国内の体制や状況について、私の立場から何かコメントするのは控えますが、日米関係ということで申し上げるならば、先般の首脳会談、総理の訪米を通じて、日米同盟が揺るぎないものであるということを確認できたと思いますし、両国首脳間でしっかりと信頼関係を築いていく良いスタートを切ることができた、このように思っています。

 ぜひ、引き続き、私もカウンターパートでありますティラソン国務長官との間において、しっかりとした信頼関係を作りながら、両国関係の一層の強化・深化に向けて努力を続けていきたい、このように感じています。

【記者】一部報道で、今朝、中南米の大使を経験された元外交官、64歳の男性の方が、文科省の再就職のあっせんを受けてですね、東京外語大の特任教授に就任をされたという報道がありました。この事実関係についてお伺いできますでしょうか。

【外相】報道は見ました。そして私(大臣)自身、事実関係をぜひ確認するように指示を出したところであります。これから私(大臣)自身で、しっかり事実関係を確認したいと思っています。何か申し上げるのは、それからにさせていただきたいと思います。

【記者】事実関係を確認されたいということなんですけれども、これは目途等は、何か示されて指示をされているのでしょうか。

【外相】今日の朝、私(大臣)も報道を見たばかりですので、全く事案について把握できておりません。まずはその事実確認の指示を出したところですので、そのめど、要はいつぐらいにどうこうというスケジュール感みたいなものはまだありません。まずは事実確認に全力で取り組むようにという指示を出したところであります。

【記者】文科省の方で、仮にあっせん行為があった場合なんですけれども、文科省自体問題あるというのはあるんですけれども、外務省から文科省に対して情報提供とか、そういうことも懸念とか想定され得ることがあると思うんですけども、そういった点についても確認されると…。

【外相】事実関係を今確認していますので、想定するとか、推測でものを言うべきでないと思います。まずは事実を確認いたします。

【記者】先日の核禁条約の準備会合に、日本は欠席しました。その理由とですね、来月本交渉に入ると思うんですけれども、参加されるかどうか。

【外相】準備会合については、準備会合でありますので、我が国としましては、核兵器禁止条約交渉に参加するかどうか、政府として正式に態度を確認してから具体的な行動を取るということを考えておりましたので、準備会合には出席をいたしませんでした。よく状況を判断した上で、政府としての対応を正式に決定して、対応を決めていきたいと考えております。いずれにしましても、準備会合については、そのありよう等、情報収集はしっかり行っております。議論のありようについてしっかり確認した上で、政府として判断をしていきたい、このように思っています。

【記者】核禁条約がですね、去年採択されたときに、大臣は交渉には日本政府として参加すべきだと、積極的に発言されていたと思うんですけれども、その立場は今も変わらないのですか。

【外相】全く変わりません。その当時も、よく確認していただきたいと思いますが、政府として正式にこれから判断することになるけれど、現時点で私(大臣)自身としてはこう思っておりますと、そういう発言をしていると思います。それは全く変わっておりません。

 いずれにしましても、政府として正式に参加の条件やら、あるいは議論の状況をしっかり確認した上で、責任ある決定を下し、その上で臨まなければならないものであると思います。今現在、そういった様々な状況について確認をしている最中ですので、それを受けた上での決定ということになります。

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