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霞ヶ関ファイル

稲田朋美防衛相の記者会見 2・24

ロシア軍の動向

【記者】大阪の国有地が、近隣国有地のおよそ1割の価格で森友学園に売却された問題に関連し、稲田大臣からこの学校の理事長に対し防衛大臣感謝状を贈っておられますが、この感謝状を贈った経緯について、また、昨日の国会で感謝状を取消すということもあり得ると発言されておりますが、今後の対応についてお伺いします。

【防衛相】防衛大臣感謝状については、自衛隊に対して頂いた協力、援助の功労が著しい個人又は団体に対して贈呈するもので、毎年、防衛大臣感謝状贈呈式において、約130名に対して贈呈するほか、外国軍人等にも適宜贈呈をいたしております。籠池氏に対する防衛大臣感謝状については、海上幕僚監部の推薦に基づき、同氏が、防衛基盤の育成と自衛隊員の士気高揚に貢献されたことに対して、平成28年10月22日の防衛大臣感謝状贈呈式において、感謝状を贈呈したものでございます。他方、籠池氏については、国会における議論がなされ、また、様々な報道がなされていると承知いたしており、昨日、国会での質疑でも申し上げたとおり、事実関係を踏まえて、感謝状を取消すことも含め、適切に対応したいと考えております。

【記者】感謝状の取消しの判断にも関わってくると思うのですが、学校の土地の鑑定価格のおよそ1割の額で売却されていまして、土地売買をめぐる手続きというのは適正だったとお考えでしょうか。

【防衛相】今、それが国会でも議論されているところでございますが、感謝状に関しては、今後、事実関係を踏まえた上で、適切に対応したいと考えております。

【記者】先日、ロシアのショイグ国防相が、北方領土及び千島列島に新しい師団を設置する考えを発表しました。去年の日露首脳会談でプーチン氏から「2+2」を提案しておきながら、開催直前にこのような行動をとることについて防衛大臣としてどうお考えでしょうか。

【防衛相】御指摘の報道については承知いたしております。今般の発言を受けて情報収集も行っているところですし、北方四島を含む極東におけるロシア軍の動向については、引き続き注視していきたいと思っております。また、22日及び23日、ハイレベルを含む外交ルートを通じて、今般の発言が北方四島におけるロシア軍の軍備を強化するものであるものならば、北方四島はわが国固有の領土であるとのわが国の立場と相容れず、遺憾である旨申し入れ、抗議を行ったと承知をいたしております。今、申し上げましたように、今後もロシア軍の動向については、引き続き注視していきたいと思っております。

【記者】関連で、去年、地対艦ミサイルを配備しまして、今回は師団を配置すると。日本にとって、今回も脅威との認識はあるのでしょうか。

【防衛相】わが国固有の領土としているわが国の立場とは相容れないということでございます。いずれにいたしましても、しっかりと注視をしていきたいと思っております。

【記者】来月20日に日露「2+2」をやりますけれども、大臣からこの件に関して、直接、ショイグ氏側に抗議などするお考えはあるのでしょうか。

【防衛相】今、「2+2」に向けて、何を議題にするか等も含め、調整しているところです。

【記者】関連で、日露「2+2」の際に、防衛相会談というのも行われることになるのでしょうか。

【防衛相】その点も含め、今、詰めをやっているところですので、まだ何か確定的に決められたということではありません。

【記者】関連で、防衛相会談が開かれれば、やはり今回のショイグ氏の発言についても取り上げて、立場を説明するということでしょうか。

【防衛相】できれば、「2+2」をやる機会に防衛相会談を行って、いろいろなことを忌憚なく申し上げたいと思いますが、まだ確定的にその予定等が、そして課題等が決まっているわけではないということです。

【記者】今日からプレミアムフライデーが始まりますけれども、大臣はどのようなプレミアムフライデーを過ごされますか。また、職員にはどのようなプレミアムフライデーを過ごしてもらいたいと考えていますか。

【防衛相】プレミアムフライデーの趣旨が、月末の金曜日に、日常より少し豊かな時間を過ごす習慣を創るということでありますので、職員の皆様方にも、それぞれ自分らしい過ごし方をしてもらいたいというふうに思っております。私自身も、自分自身を少し豊かにするために、新たな取り組みを始めようかなと思っているところです。

【記者】差し障りのない範囲で、紹介していただければ。

【防衛相】プレミアムフライデーの趣旨に則って、日常より少し豊かというか、自分自身の能力を上げていくような時間にしたいと思っております。

【記者】民進党の後藤議員に対する対応は、その後、何かありますでしょうか。

【防衛相】前回の記者会見で、後藤議員からの女性職員に対する脅迫、威圧的言動について、わが省でも対応を協議しているということを申し上げたところです。その後、後藤議員が会見され、また、分科会でも御自身で取り上げられて、「厳しく指導したところ、女性職員からは威圧的と取られたかも分かりません。申し訳ありません。」という言葉はあったわけですが、その日は質疑の冒頭でもあり、私も具体的に申しませんでしたが、厳しく指導したということと現実に行われたことはかなり乖離をしているわけであります。

 私は、後藤議員には自分の行状を隠蔽するのはやめていただきたいと思っております。その上で、現在、省で対応を協議しているところです。

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