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編集後記

▽5月に入り、一気に夏日のような日が続いた。歩く時も思わず影を拾うことになる。冬には日当たりを求め、道の左を歩いたものだが、逆になる。

   陽と影求め 冬は左に 夏は右

 いつも行く高尾山に登った。トレッキングではおやつも楽しみの1つだが、忘れてしまっても楽しみがなくなることはない。

 自然は実に豊かだ。「どうぞ召し上がれ」といった具合に野イチゴが赤い実をつけ、黄色の山イチゴも風に揺れている。桑の実だってある。この森で生きる小鳥に、レストランもスーパーも不要だ。

 音楽を聴きながら行くと、注意散漫になって道を誤る。約20キロの「湖の道コース」でのことだ。

 曲がるべきところを、直進して作業用道路に迷い込んだのだ。すぐに引き返すべきところを、そのまま深入りして時間を無駄にした。体力も消耗した。もし、これが深山の遭難だったら命取りになる。

 しかし、いいこともあった。この春一番のホトトギスの鳴き声が聞けたからだ。

   ホトトギス 思わずはずす イヤホーン

(T)



▽拓殖大学教授の呉(オー)善花(ソンファ)氏の話を聞く機会があった。

 韓国というのは一見、日本と似ている民主主義国家だが、実は北朝鮮と似ていると言う。

 今回の朴大統領弾劾裁判にしても、法に触れるようなことは何もなかった。ただ、あったのは国民の反朴感情だけで、裁判はそれに引っ張られただけ。韓国は法治国家ではなく、情緒国家だと言うのだ。

 5月9日の韓国大統領選で当選した文在寅氏にしても、親北朝鮮で財閥解体による貧富の格差解消へというのが持論だという。「文氏は第3次産業革命を叫ぶが口先だけ」(呉教授)とかなり手厳しい。

 呉教授は、国内問題に巻き込まれないよう、韓国とは少し距離を置いた付き合いをしろと言う。

 それでも北朝鮮の核開発、中国の強権台頭など東アジアの安全保障を考えると、日韓米の連携は欠かせない。

(I)


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国会両院記者会所属 新政界往来社
新政界往来6月号(創刊昭和5年)
2017年5月15日発行
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