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アジア短信

6月9日(金)

迎撃ミサイル配備、撤回せず-韓国高官

 韓国大統領府の鄭義溶国家安保室長は記者会見で、在韓米軍への最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備問題について「韓米同盟次元で約束した内容を変更しようとする意図はない」と述べ、配備自体は撤回しない立場を明確にした。

印パが上海協力機構に正式加盟

 カザフスタンの首都アスタナで開かれた中国とロシア、中央アジア4カ国が加盟する上海協力機構(SCO)の首脳会議は、準加盟国のインドとパキスタンの正式加盟を承認した。

10日(土)

「ICBM試射、遠くない」-北朝鮮

 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞(電子版)は論説で「われわれが最近相次いで実施した戦略兵器の実験は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を試射する時期が決して遠くないことを明確に確認した」と主張し、発射実験に向けた技術的準備がほぼ完了したことを示唆した。

13日(火)

中国、18年に月面で生物実験-蚕など育てる

 中国が2018年に打ち上げを予定している月面無人探査機「嫦娥4号」で、蚕やジャガイモなどの生育実験を計画している。月面での生物実験は人類初になるという。

豪雨で57人死亡-バングラデシュ

 バングラデシュ南東部で豪雨災害が起き、土砂崩れに巻き込まれるなどして少なくとも57人が死亡した。

14日(水)

中国製装甲車34両購入へ-タイ軍政が閣議承認

 タイ軍事政権は閣議で、中国製VN1装輪装甲車34両を23億バーツ(約74億円)で購入することを承認した。チャルムチャイ陸軍司令官が記者団に明らかにした。

IS、タリバン要衝制圧か-アフガン東部で勢力拡大

 アフガニスタン東部ナンガルハル州選出のザヒル下院議員は、過激派組織「イスラム国」(IS)が同州の山岳地帯トラボラをほぼ制圧したことを明らかにした。トラボラは反政府勢力タリバンの要衝で、アフガン東部でISの勢力拡大が続いていることが改めて浮き彫りになった。

18日(日)

日本海で合同演習へ-中露

 中国国防省は9月中下旬に、日本海とオホーツク海で中露両国が合同軍事演習を行うと発表した。両国は軍事的連携を誇示することで、同盟関係を強化する米国と日本をけん制する狙いがありそうだ。また、これに先立つ7月下旬にはバルト海でも合同演習を実施する。中国国防省は、今回の合同演習について「中露の全面的戦略パートナー関係の強化」が目的で、海上での救援活動などに重点を置いて行うと説明。その上で「定例の演習であり、第三国に向けたものではない」としている。中露の海軍は2012年から大規模な合同軍事演習を毎年実施。昨年9月に初めて南シナ海で演習を行った。

新疆とチベットに教師1万人を派遣-「中国化」推進

 中国政府は新疆ウイグル自治区とチベット自治区に、国内各地から教師1万人を派遣する計画に着手した。教育水準の向上が目的としているが、漢民族支配への反発が根強い両自治区で中国語を普及させることで「中国化」をさらに進める狙いがある。

26日(月)

平和賞の劉暁波氏、治療で仮釈放-中国

 2010年にノーベル平和賞を受賞した中国の反体制作家・劉暁波氏(61)ががん治療のため、仮釈放された。劉氏の弁護人を務める莫少平氏が明らかにした。中国の民主化と基本的人権を求めてきた劉氏の拘束は、共産党政権による言論弾圧の象徴となり、米国など各国が釈放を求めてきた。中国としては対米関係にも配慮したとみられるが、今回の仮釈放はあくまで治療が目的で、習近平指導部が国内の統制を緩める可能性は低そうだ。

中国の司教が行方不明に、当局拘束の報道-バチカン

 バチカン(ローマ法王庁)は声明で、中国浙江省温州市の教区司教が「無理やり連れ去られた」後、行方不明になっているとして深刻な懸念を表明し、一刻も早く教区に戻れるよう訴えた。

28日(水)

国家情報法を施行-中国

 中国の情報機関の活動を強化する「国家情報法」が施行された。同法は、国民に情報機関への協力義務を定めている。習近平体制で制定された反スパイ法やインターネット安全法などに続き、法令に基づく統制がさらに強まることになる。

29日(木)

中国、南沙諸島の設備増強-米シンクタンク

 米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)は中国が南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島に造成した人工島に、ミサイル収容設備やレーダー、通信設備とみられる構造物を新たに建設し、着々と軍事拠点の増強を進めていると発表した。

30日(金)

米韓演習中止せず-韓国大統領

 訪米した韓国の文在寅大統領はワシントンで講演し「北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射を凍結する条件として、米韓合同軍事演習を中止することはできない」と強調した。北朝鮮に融和的な文氏の姿勢に対する米国の懸念払ふっしょく拭を図った形だ。

7月1日(土)

中国主席、独立の動き牽制-香港返還20年式典

 香港が英国から中国に返還されて20周年を祝う記念式典が、香港島中心部の会議展覧センターで行われた。出席した中国の習近平国家主席は「中央の権力と香港基本法の権威に対する挑戦は決して許さない」と警告し、香港でくすぶる独立の動きに強硬姿勢で応じる考えを示した。

3日(月)

フィリピンの過密刑務所、定員を580%上回る

 フィリピンで1年前にドゥテルテ大統領が就任した後、刑務所の入所者が急増し、全国で定員を580%上回る過密状態にあることが判明した。ドゥテルテ氏が強硬な麻薬犯罪の取り締まりを進めているなか、6月半ばまでに麻薬犯罪がらみで約130万人が自首、8万2千人が逮捕されており、刑務所や看守の不足が深刻化している。

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