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「まっとうな政治」があきれる

野党第一党2議員のセクハラ疑惑

 秋本番の茂みに鳴く鈴虫の音でもあるまいし、世の中は「不倫、不倫」と騒がしい。

 立憲民主党の青山雅幸氏、初鹿明博氏と立て続けに文春砲が放たれた。

 青山氏は10月下旬の衆院議員選挙で静岡1区から出馬し、比例当選した新人議員だ。

 その青山氏にセクハラ疑惑が浮上しているというのだ。

 青山氏の元女性秘書は、以下の事を告発している。

 昨年8月15日、他の秘書と青山氏の3人で出張に行った。旅館に泊まった時、3人で部屋飲みをしていて青山氏と2人になったタイミングで、青山氏がハイハイで近づいてき、その後「一緒に風呂に行く?」とのメールが送られてきたとされる。

 そして翌日、夕食の席で「(昨日は)君の部屋に忍びこもうと思っていたのに」と言われた。

 その後も、抱きしめられたり、耳元で「今からうちこない?」と囁かれたり、エレベーターの中でキスをされそうになったりと、青山氏からのセクハラは続いたとされる。

 青山氏には、妻と3人の息子がいる。B型肝炎訴訟や浜岡原発訴訟に携わるなど人権派弁護士として知られていたが、闘う弁護士議員は実は女性の敵でもあったことに驚かされた。

 また初鹿氏は、被害女性が相談していたという友人によれば、事件が発生したのは2015年5月。

 懇親会の帰途、酒に酔った初鹿氏はタクシーの車内で女性にキスを迫り、更にはズボンのチャックを引き下げ、女性の顔を強引に引き寄せるなど、強制的にわいせつな行為を働いたという。

 初鹿氏は東京都議時代から、民主党内においても親北派で知られ、日朝友好促進東京都議会議員連盟の事務局長を務めていた。

 いずれにしても「まっとうな政治」を訴え野党第一党にのし上がった立憲民主党の名前が泣く体たらくだ。

 トランプ米大統領は、核実験の穴を掘りロケットを撃ってばかりいる北朝鮮の金正恩に「ロケットマン」は「他にやることはないのか」と愛想を尽かしているが、永田町や言論界も似たような状況が存在している。

 本来、国政をつかさどる永田町は崇高な場所だ。とりわけ、北朝鮮の核ミサイル問題や中国の海洋進出など、東アジアの安全保障が危機的状況を迎えつつあるというのに、実に嘆かわしい限りだ。

 先頭を切って対処すべき政治家が、この体たらくという実情もさることながら、「不倫」を専ら吠えまくるだけで国家の安全をどう担保するのかなどといった大事な議論が霞んでしまっている国会風景こそが、わが国の末期的現象と映る。

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