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激増する大量万引「爆盗」

農産物やハイエースも被害

 ドラッグストアやスーパーをターゲットに大量万引する爆ばくとう盗グループが暗躍している。

 警察では、被害額1万円以上の万引を「爆盗」とし、見張り役など役割分担した複数人で入店、化粧品や健康食品、ひげそりの替え刃など高額商品をリュックなどに詰め込み、車などで逃走するケースが目立つという。

 爆盗とは爆買いをもじった言葉だが、防犯カメラ映像などによると、アジア系外国人関与のケースが多いとされる。日本は外国に比べ警戒が緩く刑罰も軽い。外国人犯罪者から見れば犯罪天国だ。

 宮崎県の果樹園では今秋、収穫直前のレモン約800キロが盗まれている。被害額は約20万円。所有者の男性(60)が朝、薬剤散布のため園内に入ったところレモン約100本の枝の一部が切り取られ、果実がなくなっていた。

 昨年も、近くの果樹園で収穫前のミカン約100キロが盗難被害に遭っていた。

 また梅生産量日本一の和歌山県では、梅の高級品種「南高(なんこう)梅(うめ)」の大量盗難が相次いでいる。県警情報では、昨年2月以降に農家5軒で、たる約1000個分(約10トン、約523万円相当)が倉庫の鍵を壊されて盗まれ、商品は闇ルートで売却されている模様。盗まれた梅は、農家が収穫後に塩漬けと天日干しを経た「白干し」と呼ばれる手間ひまかけたものだ。皮が柔らかくて果肉も厚く、干し梅に重宝される高級品種・南高梅は近年、価格が高騰していた。

 一方、盗難車両も増えている。特に多いのが海外で高い需要のある〝人気銘柄〟ハイエースの盗難事件だ。

 ハイエースは積載量が多く耐久性も高いことで、中東やアフリカなどの開発途上国で高値で取引される。税関のチェックを逃れるため、日本国内にある「ヤード」と呼ばれる車両解体工場で分解して不正輸出し、輸出先で自動車に組み立てるとされる。

 これらは、本来の日本人なら絶対しないような悪行だ。外国人による犯罪か、そうでなければ、日本人もよほど性根が悪くなったものだ。

 昔、田舎では鍵を締めるようなことはなく、戸は開けっ放し、自転車も路上に放りっぱなしだった。

 しかし、いつの間にか、新築の家は2重ロックが当たり前に、自転車もかぎかけが当たり前になった。

 便利な時代になってきたのは間違いはないが、人間そのものは良くなっているのか、悪くなっているのか分からないような時代になってきた。

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