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アジア短信

10月23日(月)

「南部マラウィのIS掃討作戦終了」-比国防相

 フィリピンのロレンザーナ国防相は同国南部ミンダナオ島マラウィ市の一部を占拠した過激派組織「イスラム国」(IS)支持勢力の掃討作戦について、作戦が完了したことを明らかにした。同国北部のクラーク経済特区で記者団に話した。

ロヒンギャ支援へ380億円、国連会合で各国表明-ジュネーブ

 国連などはミャンマーから隣国バングラデシュに逃れているイスラム系少数民族ロヒンギャへの支援を強化するため、ジュネーブでハイレベル会合を開催し、参加各国・組織は計3億3500万ドル(約380億円)の資金拠出を表明した。

24日(火)

習思想「行動指針」に、中国共産党大会閉幕

 中国共産党の第19回党大会は習近平総書記(国家主席、64)の名前を冠した指導理念「習近平の新時代の特色ある社会主義思想」を、党の「行動指針」として明記した党規約改正案を採択、閉幕した。党大会では新たな指導部を構成する中央委員(204人)と中央委員候補(172人)を選出。習指導部の旗印である「反腐敗闘争」を指揮してきた王岐山党中央規律検査委員会書記(69)は中央委員から外れ、退任した。

中国共産党大会、「習派」大挙中央委員に

 中国共産党の第19回党大会で選出された中央委員(204人)のうち、約6割が入れ替わった。留任も含め習近平総書記(国家主席)に近い人材の登用が顕著で、対照的に胡錦濤前国家主席側近の退任が目立つ。この中央委員から25日に最高指導部・政治局常務委員会メンバーやその下の政治局員が選出されるが、習氏の権力基盤強化が鮮明に。

25日(水)

議長声明を発表、拡大ASEAN国防相会議

 フィリピン・クラークで行われた拡大東南アジア諸国連合(ASEAN)国防相会議は緊張が高まる北朝鮮情勢に懸念を表明し、外交的手段を通じた平和的解決を求める議長声明を発表した。

書店関係者の釈放確認、香港で「禁書」扱う-中国

 中国外務省の耿爽・副報道局長は記者会見で、中国共産党政権を批判する「禁書」を扱っていた香港の書店関係者失踪事件に関連し、中国本土で拘束していた桂民海(本名・桂敏海)氏を17日に釈放したことを確認した。

来年早々に米印2プラス2、対中念頭

 ティラーソン米国務長官はニューデリーでインドのスワラジ外相と会談し、海洋進出を進める中国を念頭に置いた外務・国防閣僚協議(2プラス2)を来年早々にも初開催する方針で一致した。米印首脳は8月の電話会談で2プラス2設置に合意していた。

習氏2期目始動、権威強化

 中国共産党の第19期中央委員会第1回総会(1中総会)が北京で開かれ、習近平総書記(64)国家主席の2期目の指導部が正式に発足した。24日に閉幕した党大会で、習氏は、毛沢東、鄧小平と並ぶ形で党規約に名前を記し権威を高めた。権力基盤をさらに強化した習氏は、21世紀半ばの「社会主義現代化強国」建設を目標に掲げ、2期目を始動させた。

26日(木)

千島列島に基地新設決定-ロシア

 ロシア上院国防委員会のクリンツェビッチ第1副委員長は、クリール諸島(北方領土と千島列島)への海軍基地新設が基本決定されたと明らかにした。インタファクス通信が報じた。ロシア国防省は昨年から、千島列島中部のマトゥア島(松輪島)の調査を進めており、同島の可能性がある。

米空母3隻、西太平洋で演習-11月中旬に

 米海軍の空母3隻が11月中旬、西太平洋で合同演習を行う予定であることを米軍筋が明らかにした。自衛隊も参加する方向で調整している。空母3隻が参加する演習は「極めて異例」(米軍高官)。米国の軍事力と日米両国の連携を誇示し、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮をけん制するのが狙いだ。

27日(金)

中国製の不当廉売仮決定、アルミホイルで米商務省

 米商務省は中国がアルミホイルを米国に不当に安く輸出しているとして、反ダンピング(不当廉売)関税を適用する方針を仮決定した。さらに調査し、来年2月にも同省の最終決定を示す。

28日(土)

米爆撃機など展開拡大へ、米韓が定例安保協議

 訪韓中のマティス米国防長官はソウルで宋永武国防相と定例の米韓安保協議(SCM)を開催し、北朝鮮の非核化に向けた外交的な努力を後押ししていくことで合意した。一方で、朝鮮半島への米戦略爆撃機などの定期的な展開を拡大していくことでも一致した。

台湾総統、南太平洋3カ国を歴訪へ

 台湾の蔡英文総統は外交関係を結ぶ南太平洋のマーシャル諸島、ツバル、ソロモン諸島の3カ国歴訪に向け、専用機で台湾を出発した。

中国、党組織部長に習派の陳希氏

 中国共産党は、中央規律検査委員会書記に就任した趙楽際・前中央組織部長の後任に、習近平派の陳希・同部常務副部長が昇任する人事を決めた。また、広東省トップの胡春華・省党委書記の後任に李希・遼寧省党委書記を充てることも決まった。

29日(土)

タイ前国王、納骨の儀-1年間の服喪明ける

 昨年10月に死去したタイのプミポン前国王の納骨の儀式がバンコクの王宮で行われた。遺灰も王宮そばの二つの寺に分けて安置し、5日間にわたった国葬は終了。1年間の服喪期間が明ける。

上海など中国4直轄市トップ、「習派」が独占

 中国共産党は、政治局常務委員に就任した上海市トップの韓正・党委員会書記の後任に、李強・江蘇省党委書記を充てる人事を決めた。国営新華社通信が伝えた。李氏は、習近平国家主席(党総書記)が地方で勤務していた時期からの側近。経済の重要都市である上海も習氏に近い人材がトップとなり、省と同格の四つの直轄市(北京、上海、重慶、天津)すべてを「習派」が独占することになった。

「大統領選介入」キルギスがカザフ批判

 10月15日に投開票が行われた中央アジアのキルギス大統領選に際し、隣の地域大国カザフスタンが野党候補に肩入れしたとして、キルギスが不信感を強めている。カザフは疑惑を否定し、両国国境の検問を強化する事実上の制裁を発動。関係がにわかに悪化している。

30日(日)

王岐山氏、国家副主席就任か-香港紙

 香港紙・星島日報は消息筋の話として、中国共産党の王岐山・前中央規律検査委員会書記が習近平国家主席(党総書記)の要請を受け、来年3月に国家副主席に就任するとの見通しを伝えた。外交や安全保障などで引き続き習氏を支えるという。

前首相の旅券失効、国外逃亡受け-タイ

 タイ警察当局者は国外逃亡を続けているインラック前首相の旅券4冊が失効したことを明らかにした。前首相は国家財政に巨額の損失を与えたとして、9月に本人不在のまま禁錮5年の実刑判決を受けている。

対北朝鮮で日米韓連携確認、ハワイで制服組トップ会談

 米軍統合参謀本部はハワイ州ホノルルで、日米韓3カ国の制服組トップが会談し、北朝鮮による核実験や弾道ミサイル発射などの挑発活動に対して最大限連携し、厳格な対応を取ることで合意したと発表した。2014年7月以降、日米韓制服組トップによる会談は5回目。

31日(火)

中韓、早期関係回復で一致

 中韓両政府は在韓米軍への最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備問題をめぐる対立解消に向け、共同声明を発表した。声明によると、韓国は「中国の憂慮を認識」し、「(北朝鮮以外の)第三国を狙わない」と表明。両国はTHAAD問題を軍事当局者間で引き続き協議していくことで合意、「すべての分野の交流、協力を正常な発展軌道に早期回復させる」ことで一致した。

北朝鮮核協議、仲介の用意-カザフ

 中央アジアの旧ソ連構成国カザフスタンのアシクバエフ外務次官は北朝鮮の核・ミサイル問題を平和的に解決するため、仮に対話局面に入った場合、仲介国としてカザフでの協議開催を受け入れる用意があると言明した。

11月2日(木)

ミャンマー、スーチー氏が「ロヒンギャ」居住州を視察

 ミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問兼外相が少数派イスラム教徒「ロヒンギャ」の居住する西部ラカイン州を視察した。スーチー氏が同州を訪問するのは、8月25日にロヒンギャの武装集団と治安部隊が衝突し、大量の住民が隣国バングラデシュへ脱出するようになって以降、初めて。

3日(金)

朴前大統領に新たな裏金疑惑=元側近2人、収賄容疑で逮捕-韓国

 韓国の朴槿恵前大統領の元側近2人が情報機関、国家情報院(国情院)から多額の裏金を受け取っていた疑いが強まったとして、ソウル中央地検は収賄などの容疑で逮捕した。

4日(土)

マカオ政府、カジノ売上予算目標引き上げへ

 10月、マカオのカジノ売上が前年同月比22・1%増となる266・33億パタカ(約3780億円)となり、単月として3年来最高となった。また、今年1~10月の累計カジノ売上は19・2%増の2200・10億パタカ(約3兆1229億円)となった。

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