トップページ >

政界日誌

10月20日(金)

政党交付金、7党に79億円-希望・立憲は対象外

 総務省は2017年の政党交付金の第3回分として、7党に計79億4300万円(100万円未満切り捨て、以下同じ)を支給した。1月1日現在の国会議員数を基準としているため、先に結成された希望の党と立憲民主党は対象外。衆院選の対応で希望、立憲、無所属に3分裂し、参院議員が残る民進党は、予定通り21億7900万円を受け取った。交付額は22日投開票の衆院選の結果に基づいて再計算され、12月支給の第4回分はこれを反映したものになる。制度に反対する共産党は受給を申請していない。

23日(月)

衆院選全議席確定で自公313

 第48回衆院選は小選挙区と比例代表の全議席と顔触れが確定した。自民党は追加公認3人を含め、284議席を獲得。連立を組む公明党と合わせて313議席に達し、憲法改正の国会発議に必要な3分の2(310)の議席を維持した。野党再編の影響で無所属で戦った前職が増えた結果、当選者は現行制度下で最多の22人となった。

北朝鮮へ圧力を継続、日米防衛相会談-比・クラーク

 拡大東南アジア諸国連合(ASEAN)国防相会議出席のため、フィリピン・クラークを訪問中の小野寺五典防衛相はマティス米国防長官と会談した。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮対応について、目に見える形で圧力をかけ続けるとともに、緊密に連携することを確認した。

米大統領、首相に祝意-来日時、松山プロ交えゴルフ

 安倍晋三首相はトランプ米大統領と約30分間、電話で会談した。大統領が衆院選の自民党勝利に祝意を示すとともに、「強いリーダーが国民から強い支持を得たことは非常に重要だ」と歓迎の意を表明。首相は謝意を示し、「実際は長くて厳しい選挙戦だった」と振り返った。首相は大統領が来日する11月5日に、プロゴルファーの松山英樹さんを交えてゴルフをすることを提案。大統領は「非常に楽しみにしている」と応じた。首相は「訪日を楽しみにしている。北朝鮮問題をじっくり話し合いたい」とも述べた。

F35を12機配備へ-米太平洋空軍

 米太平洋空軍は12機の最新鋭ステルス戦闘機F35Aを嘉手納基地(沖縄県)に配備すると発表した。海兵隊仕様のF35Bは今年1月に岩国基地(山口県)に配備されたが、空軍仕様機(A型)がアジア太平洋地域に展開されるのは初めて。

24日(火)

早急な野党結集を否定-立憲・枝野氏

 立憲民主党は結党後初めての両院議員総会を参院議員会館で開いた。枝野幸男代表は「権力ゲームとは距離を置き、国民目線という軸をしっかりと守りながら進めていく」と述べ、早急な野党の結集には否定的な考えを示した。

日米韓がミサイル探知訓練-北朝鮮想定で脅威対応

 日米韓3カ国は日韓の周辺海域で弾道ミサイルの探知・追跡訓練を開始した。韓国国防省が同日発表。実弾は使わずにコンピューターでシミュレーションした仮想の弾道ミサイルを各国のイージス艦が探知・追跡し、情報を共有する。北朝鮮による弾道ミサイル発射を想定し、高まる脅威に対応する。訓練は25日まで行う。

26日(木)

「無所属の会」結成-民進党系13人参加

 岡田克也元外相ら民進党系無所属議員は新会派「無所属の会」結成を衆院事務局に届け出た。会派代表は岡田氏で、計13人が所属。野党では衆院で3番目の勢力となる見通し。

保岡氏、特別顧問に-自民改憲本部

 安倍晋三首相は首相官邸で自民党の保岡興治憲法改正推進本部長と会い、同本部特別顧問として、引き続き党改憲案の取りまとめに当たるよう協力を求めた。保岡氏は22日の衆院選に出馬せず引退したが、首相の要請に応じた。

27日(金)

産業界で3000億円負担を、待機児童対策で首相要請

 安倍晋三首相は看板政策「人づくり革命」の具体策を協議する「人生100年時代構想会議」の第2回会合で、待機児童対策の費用として産業界に3000億円を負担するよう要請した。産業界側は前向きに検討を進める。

日中が安保対話-北朝鮮、海洋進出など協議

 日中両政府は外務・防衛当局幹部による安全保障対話を東京都内で開いた。北朝鮮の核・ミサイル開発への対応や、中国の海洋進出などをめぐり協議。こうした機会を通じた直接対話の重要性を確認した。

質疑時間の配分見直し指示-首相

 自民党の石崎徹衆院議員ら当選3回有志が国会内で森山裕国対委員長と会い、慣例でおおむね「与党2割、野党8割」としてきた質疑時間の配分を見直し、与党の持ち時間を拡大するよう要望した。これを受け、安倍晋三首相(党総裁)は萩生田光一幹事長代行に対し、配分見直しに取り組むよう指示した。

次期衆院選に過半数擁立-立憲代表

 立憲民主党の枝野幸男代表は東京都内で講演し、次期衆院選への対応について「過半数の候補者を立てないと野党第1党の責任は果たせない」と強調した。また、2019年の参院選1人区では、野党各党ですみ分けを図り、候補一本化を目指す考えを示した。民進党に残る参院議員に関しては、「加わっていただきたい方はたくさんいる」と述べ、立憲の理念・政策に賛同する議員を個別に受け入れる用意があるとの姿勢を示した。

「『南京大虐殺記念日』制定動議可決に遺憾の意-官房長官

 菅義偉官房長官は記者会見で、カナダのオンタリオ州議会が「南京大虐殺記念日」を制定する動議を可決したことに関し、「わが国政府の立場と全く相いれない。日中両政府が関係改善のために努力している中、かかる動きは極めて残念だ」と述べ、遺憾の意を示した。菅長官は「動議の採択がアジア系コミュニティーをはじめとする多様な地域社会の分断につながる恐れがある。こうしたことが二度とないよう注視して取り組みたい」と語った。

28日(土)

「無所属の会」と連携の方針-立憲幹事長

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は民放番組で、岡田克也元外相ら民進党系無所属議員が結成した衆院会派「無所属の会」について「十分に信頼関係が築けると思う。国会での協力はいろいろしていかなければいけない」と述べ、連携していく方針を示した。

山尾志桜里氏、立憲会派に

立憲民主党は執行役員会で、先の衆院選に無所属で当選した山尾志桜里氏(愛知7区)を衆院会派「立憲民主党・市民クラブ」に受け入れることを決めた。山尾氏は立憲に入党はしない。

こころ、政党要件失う

 総務省は日本のこころ(代表・中野正志参院議員)が衆院選投開票日の22日付で、政治資金規正法と政党助成法の定める政党要件を失ったと公表した。所属議員が中野氏1人のこころは、衆院選で議席を獲得できず、得票率も政党として存続するのに必要な2%に届かなかった。

31日(火)

民進新代表に大塚耕平氏

 民進党は党本部で両院議員総会を開き、代表を辞任した前原誠司氏の後任に、参院議員の大塚耕平元厚生労働副大臣(58、愛知選挙区)を選出した。大塚氏は、分裂した党を立て直す考えを示すとともに「次期衆院選で立憲民主党、希望の党、民進党を中心に政権交代を実現しなければならない」と表明した。

民進の菊田真紀子氏が離党届

 民進党の菊田真紀子衆院議員(新潟4区)は党本部に離党届を提出した。菊田氏は先の衆院選を無所属で戦っており、ツイッターで「完全無所属として新たなスタートを切りたい」と離党の理由を語った。

維新・丸山穂高氏が離党、橋下氏に反発

 日本維新の会の丸山穂高衆院議員は記者会見し、離党届を提出したことを明らかにした。橋下徹前代表からツイッターで「金で公認を得ている」などと批判されたことへの抗議が理由。丸山氏は「根も葉もない。全く耐えることができない」と述べた。

11月1日(水)

第3次改造内閣が発足、全閣僚再任

 菅義偉官房長官は首相官邸で第4次安倍内閣の閣僚名簿を発表した。第3次安倍第3次改造内閣の全閣僚が再任された。安倍晋三首相は同日夜、皇居での親任式・認証式を経て第4次内閣を発足させた。

特別国会の会期、39日間で与野党合意

 与党は国会内で開かれた衆院各派協議会で、同日召集された特別国会の会期について12月9日までの39日間とする案を示し、野党側も了承した。政府・与党は当初、首相指名選挙などを終えて、会期は11月8日までとする考えだったが、方針を転換。野党側が求めていた首相の所信表明演説や代表質問、予算委員会も会期中に実施する。

2日(木)

前原前代表、民進に離党届

 民進党の前原誠司前代表は党本部に離党届を提出し、受理された。前原氏は6日にも希望の党へ入党届を提出する。前原氏は先の衆院選直前に、民進の希望への合流を主導したが、一部の民進党前職が合流から排除されるなど混乱を招いた。衆院選で希望が公示前勢力を割り込む敗北を喫したため、前原氏は民進党代表を引責辞任した。

中国公船4隻が尖閣沖領海侵入-沖縄

 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖で中国海警局の「海警」4隻が日本の領海に侵入し、約1時間50分航行した。尖閣諸島沖での中国公船の領海侵入は10月5日以来で、今年26回目。

この記事のトップへ戻る