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2011.10.09

疑惑の釈明で防戦デビュー

 野田佳彦首相が無難な政権運営をするために「余計なことは言わない、やらない」「派手なことをしない」「突出しない」の安全運転3原則を側近議員らに指示していたと言うが、議員個人の疑惑に対しては全く効力を発揮し得ない。
 就任早々から疑惑浮上の平岡秀夫法相は、会見でも釈明に追われた。大臣の政党支部である山口県第2区総支部が開催したパーティーが大臣規範に抵触するのでは、との問題と資金管理団体「秀友会」が品川美容外科(東京都)の創業者から計300万円の献金を受けていた問題だ。品川美容外科の医師が起訴されたことで問題となり、「速やかに返金したい」と語った。
 記者側はその勢いで、外国人献金問題についても質した。前原誠司外相(当時)、菅直人首相(同)もこの問題で追及されており、「法相はどうなのか」と迫ったわけだ。「もう一度、チェックはしてみる」とは言うものの、法相は「ほかの先進国と比べて、日本はかなり厳しい」し、「金を受けてしまうことで、影響を受けてしまうのかが問題。そういう懸念をどこまで制度化していくかが問題の基本ではないか」と語ったが、そんなことはないはずだ。献金をする側は、影響を与えるためにするのであって、それが外国人・団体であれば国益に反する危険性があるとの観点で政治資金規正法は制定されたのである。
 記者側の質問に防戦一方となり、苦い会見デビューとなった印象だ。

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